トラックなど物流業界用の危険予知訓練(KY活動)テンプレートはありますか?
危険予知訓練(KY活動)テンプレートは以下からダウンロードできます。
危険予知訓練とは、土木工事・建設業や製造業などに従事する作業者が、作業に潜んでいる危険を予測し、指摘しあうという訓練です。事故や災害を未然に防ぐために有効で、近年はオペレーターやドライバーが起こした一度の事故で廃業にまで追い込まれるケースも少なくないだけに、重要視される傾向にあります。
KYT(危険予知トレーニング)、KY訓練、KY活動(KYK)、ツールボックスミーティング(TBM)など様々な呼び名がありますが、これらはいずれも同じものを指します。危険予知訓練は、平成18年4月以降から物流関係事業者の努力義務とされていて、災害の発生を未然に防止したり、未知のリスクに対する改善策や注意を促すことができます。特に、従業員の危険を減らす上では重要な役割を果たすため、コンプライアンスを重要視する事業所においては必須の取り組みとも言えるでしょう。
また、最近では従来のKY(危険予知)活動にリスクアセスメント手法の要素を取り入れた、RKYも注目されています。RKYは、職場に潜む危険性や有害性を見つけだし、危険程度を評価(ランク付け)し、優先度順にリスクを減らしていく活動です。とはいえ、実際の現場で起こっているような事例を提案したり、活動のフローを作成して、起こりうる危険や危機についての情報を分析・共有することは容易ではありません。さらに、これを報告書にまとめて組織に周知するとなるとなおさらです。
この報告書の記入方法は、見本に記載してあるように訓練のテーマを決定するところからはじまります。チーム編成は5人~7人で、訓練のテーマには業務中のイラストや写真など別途資料を用意することが望ましいです。そして、設定したテーマに対してメンバーからステップごとに対する意見を集め、最終的に新たなルール作りを行います。危険予知訓練を成功させるポイントは以下のとおりです。
- 作業者(従業員)の日常作業で起こりうる身近なテーマを選ぶ
- 長々と続けず討議時間はあらかじめ区切っておく
- 危険要因の発見が第一なので、危険と対策はワンセットかつ具体的に
- まとまらない場合は、限定した範囲に的を絞って話を進める
- 明るい雰囲気や環境をつくり、自由に発言できるようにする
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