10tトラックの維持費はどれくらい?
10tトラックの維持費は、税金関係を含め最低でも以下の金額が掛かることになります。
10tトラックとは、最大積載量が10tのトラックという意味になりますが、物流業界においては10tトラックの基準は曖昧なところがあり、最大積載量に1t前後の誤差がある場合にも10tトラックと呼ぶことがあります。ここでは、最大積載量が10tを超えないトラックとして定義付けして扱っていきます。
10tトラックに限らず、維持費には燃料代や税金が含まれてきます。ですが、長距離配達が多い、市内配達が多いなど走行距離の差で変化する燃料代を算出することは難しいと言えます。そこで、確実に負担する事になる、車検時の自賠責保険料や税金各種を算出してみました。金額は以下のようになっています。
自賠責保険料(平成29年度) | 事業用 39,540円 自家用 28,720円 |
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自動車税(エコカー減税なし) | 事業用 38,900円 自家用 53,100円 |
自動車重量税(エコカー減税なし) | 事業用 26,000円 自家用 41,000円 |
これらに、10tトラックの車検代の平均値である114,000円を合わせると事業用で218,440円、自家用で236,820円が、さらに燃料代を含めた金額が年間の維持費となります。
10tトラックの場合、燃料タンクが130L~800Lと幅が広く、一度給油するだけでも燃料代が変わってきます。また、多くの10tトラックは長距離運搬で使われていることが多いと思います。ですので、高速料金やフェリー料金も配慮しておくといいかもしれません。
なお、これらの10tトラックには以下のメーカーと車種が当てはまります。
いすゞ | ギガ |
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三菱ふそう | スーパーグレート |
日野 | プロフィア |
UDトラックス | クオン |
ただ、長期間に渡り何らかの理由でトラックを使用しなくなる場合は、一時抹消手続きを行なう事によって、結果的に自動車税の請求などは来なくなるため、実質的な維持費は掛からないことになります。ですが、手続き上でナンバープレートを返却するため公道を走ることはできなくなります。再び自動車を利用できる環境が整った際には、再登録することにより公道を走れるようになります。
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